私の大好物の一つに“おにぎり”があります。スポーツの試合、遠足など、小さい頃から一緒に育ってきた友達のようなものです。人によっては“おにぎり”と呼ぶ人もいれば“おむすび”と呼ぶ人もいるでしょう。
語源説には、おにぎりは江戸時代からの呼び名で、おむすびはそれ以前からの古くからの呼び名という説があります。その他にも東日本ではおにぎりと呼び、西日本ではおむすびと呼んでいたのが混交したという説、握り飯またはおにぎりの方が歴史が古く、女性言葉もしくは丁寧語としておむすびといった説、平安時代の貴族の女性たちがおむすびと呼んだのに対し、おにぎりは農民などの庶民の言葉だったという説など様々です。
私が好きな諸説は「昔の日本人は山を神格化し、その神の力を授かるために米を山型(神の形)にかたどったのが握り飯を三角形に作った由来」という説です。まあいろんな説がありますが、昔から語り継がれたものが今も尚、健在かつ愛されているのですから、長嶋監督流でいうとおにぎりは永久に不滅ですね。
実は今日、特上級のおにぎりを御馳走になりました。私は不覚にも朝から何も食べておらず、ものすごくお腹が減った状態で診療していました。そんな中、SOSを発信すると、総院長代行Sが手作りおにぎりを持ってきてくれました。まさに神の力を授かるおにぎりで、最高に美味しかったです。そして、スーパーチャージできた私は、より一層治療に尽力することができました。ありがとう、S!(スマーツメディカルグループ CEO)