今週は思いもよらぬ雪が冬の終わりを告げるかのうように降りました。そう、もう少しで春到来です。私は冬という季節を「受験勉強でもスポーツでも、失敗したこと、できなかったことを、冬の間に克服しよう。冬はそのための充電期間」と位置付けています。冬の寒さは大の苦手ですが、この充電期間を経て、冬から春へと移り変わる草木の変化と気持ちの高揚が心地よさを醸し出してくれます。ということで、私の気持ちも間もなくスイッチオン(春到来・捲土重来)です。
前回のブログでも書かせていただきましたが、私も亡きフランク・ジョーブ博士が設立したクリニックのスタッフを思い出すにあたり、スタッフの育成は妥協せずにやっていくべきだと痛感しております。世の中に能力がない人間はいません。ただ、ズルをしたり、小細工をしたり、嘘をついたり、努力をしない人はたくさんいます。特に医療の世界では、こういったことでは通用しません。なぜならば、人間の口は嘘をつきますが、患者様の身体は治療(施術)に対して正直にしか反応しません。身体は嘘をつきません。
世界最高のスポーツ医学の権威だったジョーブさんは、ひたすら医学と医療をストイックまでに追求(追究)するスタッフをたくさん作ってこられました。だからこそ、患者様は優秀なスタッフのもとで、安心して身体を預けられるのだと思います。昨年、ジョーブさんとお会いした時「医療で成功するには、まずは素直で正直な人間でなければならない。技術はそのあとからだ」というアドバイスを受けました。カードでたとえると100枚のジョーカーよりも5枚のエース。数を揃えるのではなく、中身のあるカード(エース)を育てていくことが組織作りの真髄だということです。
今後のスマーツメディカル(株)グループはジョーブさんの言葉と努力を前提とした真の医療スタッフを育成していきます。もう妥協はしません。今日から第2幕のスタートです(スマーツメディカルグループ CEO兼総院長)